脱白髪染めはブリーチ使わないと行けないの?

SNSやネットで脱白髪染め=シークレットハイライトというイメージがありませんか?ブリーチを使うには訳がちゃんとあります。髪のダメージが気になるのでブリーチは使いたくないという方がいると思います。ブリーチを使わない脱白髪染めはどういうことなのか解説してきたいなと思います。最後まで読んでくださいね。

目次

脱白髪染めでブリーチを使う理由

それは白髪染めの染料を取り除くためです。白髪染めには白髪が染まるぐらいの濃い染料が入っていて黒染めも同様です。この濃い染料があるとなかなか抜けません。

傷んでいる髪はさらに吸い込むので濃くなり、この染料を取り除くにはブリーチではないと難しいのがほとんどです。

セルフカラーで箱に書いてある時間通りに置いたのに黒くなってしまうことありませんか?これが濃く入ってしまうとなかなか抜けません。この濃く入った染料をブリーチを使って取り除くとダメージのリスクが大きいのです。

例えば白い洋服に墨汁などこぼして、時間が経ったものは漂白してもなかなか落ち切らないですよね?そして何度も漂白すると生地が傷みます。髪の毛も同じです。

パーマやストレートをしている方で脱白髪染めをしたいと思っている方にはおすすめできない場合があります。

もしブリーチを使う場合には髪に優しいブリーチでなるべくダメージを軽減しながら行います。

ハイライトを入れる理由

個人差はありますが白髪は全体に生えているわけでなく、まばらに生えてきます。

上記でも説明した通り、濃い染料が残っているとこのハイライトも生きてきません。

まばらに生えている白髪の仲間を作るのにハイライトが必要になり、仲間を作ることによって均一感を出します。

ブリーチを使わないで脱白髪染めをするには?

ハイライトやブリーチを使わなくても脱白髪染めはできます。基本的におしゃれ染めで染めますがパターンがあるので説明します。

その1.ひたすらリタッチ(根元)をする

毛先の残留が抜けるまでリタッチをする。毛先がかなり黒く沈んでいる場合はなかなか難しいですが、ある程度の暗さなら可能です。

退色具合をみながら少しずつ根元のカラー剤を明るくしていきます。0.5トーンや1トーンなら毛先との差はあまり出ません。

毎回毛先を染めると明るいカラー剤でも染料が入っているので暗くなることがあります。これは見極めて決めていきます。

その2.おしゃれ染めでひたすら毛先を明るくする。

かなり黒く沈んでいる場合は明るいカラー剤である程度明るくなるまで染めます。

黒く沈んでいる髪の毛を自然に退色させるには月日がかなりかかります。少しでも早く退色させるのにおしゃれ染めの一番明るい色で染めていきます。

『すごく明るくならない?』と不安かもしれませんが、もともとが黒いのであまり明るくなりません。3~4回ぐらい続けて染めるとだいぶ自然な色になってくると思います。

ある程度明るくなってきてたらおしゃれ染めと白髪染めを混ぜて配合したり、その状態に合わせて変えていきます。

最終的にどんな感じにしていくのか。

カラー自体辞めたいのか。馴染んだようなカラーにしたいなど。

白髪の分量にもよると思うので相談しながら決めていきます。

毛先が黒く沈んでいなければおしゃれ染めや明るめのカラー剤で染めていきます。

ブリーチ使わずに脱白髪染めメリット

黒く沈んでいる髪にブリーチを使えばリスクがあります。沈んでしまう原因はダメージしているからなんです。

なのでダメージしている毛にブリーチすれば確実にダメージは進行します。

一番のメリットはダメージのリスクを軽減できます。

毎月カラーしている方はシフトしやすいでしょう。

ブリーチを使わず脱白髪染めデメリット

黒くなっているところから明るくするのは月日がかかります。なかなか明るくならない場合もあります。

ずっと美容室で染めている人はシフトしやすいが、セルフカラーをしている人はムラになっていることがあるので均一にするために修正が必要なこともあります。

まとめ

ブリーチやハイライトは、ダメージが気になるのでしたくないという方にはおすすめなカラーになります。

白髪が80%以上でほぼ白ならさらにナチュラルに仕上がります。30%や50%だとハイライトを入れた方ほうがいい場合もあるのでぜひ相談してください。

参考にして自分の白髪といいお付き合いができればいいなと思います。

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