カラー中なんだか染みる…。これって何が原因なの?大事になる前に我慢せず美容師に伝えよう。

カラーリングで頭皮が痛くなったり、かゆくなったりした事ありませんか?もともと頭皮や肌が弱い方もいます。なぜかゆくなるのか簡単に解説しようと思います。最後まで読んでください。もし悩んでいる人の参考になれば幸いです。

目次

何が原因?

原因はさまざまです。人によって個人差はあります。

  • 頭皮に傷がある
  • 荒れている
  • 花粉症で荒れている
  • アトピー肌
  • 肌が敏感
  • 日焼け
  • 体調不良

炎症が起きているとヒリヒリしたり、そこからさらに炎症してかゆくなる原因になります。

まり

特に女性ですが生理になると敏感になるのでかゆかったり、しみやすくなります。月1度来る生理はホルモンバランスのサイクルで女性の身体が整います。この時はとても敏感になっていますのでいつも感じないけど、生理の時は【ニオイがきつい】【しみる】【ヒリヒリする】といったことが気になるという人がいます。

妊娠中も生理と同じようにとても敏感になっています。カラーのにおいがきつくて気持ち悪くなってしまうこともあります。妊娠中どうしても染めたい場合は体調が良い日に行くといいでしょう。いつも通っているところであれば大丈夫かと思いますが、初めて行く美容室では『妊娠中です』と伝えるといろいろ気を使ってくれますよ。

アレルギー炎症

カラー剤は色んな種類があります。

カラー剤は、

「永久染毛剤」アルカリカラー
「半永久染毛剤」ヘアマニキュア、酸性カラー、ヘナ
「徐染性染毛料」、カラートリートメント、カラーバター
「脱色剤」ブリーチ
「一時染毛剤/毛髪着色料」ヘアマスカラ、ヘアカラースプレ

の5種類に大きく分類されています。白髪染めやおしゃれ染めというのはアルカリカラーがほとんどです。

特に永久染毛剤のアルカリカラーにはアレルギー成分が含まれています。

特に永久染毛剤のアルカリカラーにはジアミン【パラフェニレンジアミンなど】というアレルギー成分が含まれています。

ジアミンはパラフェニレンジアミンをはじめとするヘアカラー(白髪染め・ヘアダイ等の酸化染毛剤)に配合されている染料で、カラーリングを行うことでアレルギーを起こすことがあり、かゆみ、痛み、発疹、腫れなどの皮膚症状を繰り返すことがあります。

サンドラッグ等に売っている箱の注意事項に【パッチテストをおこなってください】と書いてあるの見たことないですが?反応が起きてしまうと大変なので必ずパッチテストを行うよう書かれています。そのぐらいアレルギー反応を起こしてしまう可能性があるんです。

症状が軽いからと使用を継続していると、あらわれる症状はだんだんと重くなることがあります。皮膚の症状だけでなく、まれに、ヘアカラー中~30分後くらいに、アナフィラキシー(全身のじんましんや呼吸困難など)と呼ばれるアレルギー反応を引き起こすこともあります。


美容室で起こった場合はすぐ対策ができますが、万が一ご自身でセルフカラー中このような場合には薬剤を洗い流し、すぐに医療機関を受診し適切な治療をしてもらってください。頭に入れておくだけでだどう対処すべきがわかるかなと思います。症状が重い場合には、救急車を呼んでください。アナフィラキシーショックになってしまうと死に至ることがあるので注意が必要です。


ヘアカラーの際に気になる症状が出た場合には、美容師さんに相談してみてください。伝えずにいて症状が出るとカラーの施術ができません。

カラーって実は怖いものと感じてしまうかもしれません。なにか起こってしまったら大変なのであえてしっかりと伝える必要があると思っています。

まり

頭皮がしみたり、痛くないですか?

と美容師さんが聞くのはこういうことを防ぐためなんです。少しでも違和感があったら相談してください。

全体の人もいますし。部分的にかゆくなる人もいます。症状はさまざまです。

アレルギーになったら染められないの?

症状が重い場合は染めることをやめたほうがいい場合もあります。カラー中すぐ症状が出て、我慢できないのであればすぐ中止もしくは染めないという選択があります。

まり

軽い場合は頭皮に保護スプレーや保護オイル等付けて塗布すると少しヒリヒリ感は軽減できます。もしくは根元ギリギリから塗布する方法があります。

アレルギー反応が出るのはアルカリカラーというもので、ヘアマニキュアやヘナなどは入っていないのでどうしても気になる方はそちらのほうがいいかもしれません。ヘアマニキュアやヘナは白髪を染めている人が多いです。色のバリエーションがないので暗い落ちついた色になります。

頭皮ギリギリから塗布する方法があります。数ミリは塗布できないので直接塗るより根元が伸びるのが早く感じることがあります。ちゃんと説明した上で施術していきます。

ハイライトというものもお勧めします。ホイルを使いながらやるので頭皮に直接塗るような施術ではないため、頭皮につくのがどうしても嫌な人でも髪の毛を明るくすることができます。

お客様

頭皮を保護してしっかり染まるの?

保護オイルや保護スプレー等で頭皮をプロテクトする方法です。染みやすい人は保護することがほとんどです。頭皮をプロテクトしてしっかり染まるのか心配になるかと思いますが、プロテクトしてもしっかり染まります。染まりにくいこともありません。不安ならプロテクトをお勧めします。

さまざまな方法があります。美容室で扱ってないものやメニューにないものもあるので、気になる人は通っている美容室や行こうとしている美容室に相談してみてください。

ヒリヒリしたらジアミンアレルギーなの?

ヒリヒリしたらアレルギー反応が出るというわけではありません。【何が原因?】上記で説明した通り、傷ができていたり、体調の変化でもヒリヒリすることがあります。カラー剤は1剤と2剤を混ぜて反応させて染めていきますが、混ぜることによってPHの変動で刺激になってしまう人がいます。一時的にヒリヒリして、すぐ収まるようなら心配はいりません。カラー中に頭皮が熱くなるような場合やその後顔が腫れてきたらジアミンアレルギーの可能性が高いと思います。顔が腫れてきたり、頭皮がかぶれてしまったら病院を受診してください。

カラー中やシャンプーする際むせて咳き込んでしまうことありませんか?アルカリカラーはアンモニアが配合されているので揮発することによってツンとしたニオイがするんです。シャンプーのときは鼻からでなく口呼吸のほうがむせることが少ないと思います。美容師は吸い込まないように施術しています。たまに施術中吸い込んでむせてしまうこともあります…。美容師でもそんなことあります。

カラー塗布後ラップやタオルで包むと思います。包むことにより保温されて薬の反応をよくしています。揮発している状態なので中には『頭がもわっとしている】と感じる人がいます。そういう方はラップなどで包まず揮発しているものを逃がすことで軽減することができます。包まなければ染まらないわけではないので臨機応変に対応してきいます。

まとめ

マートでもカラーが染みてしまうお客様がいます。カラー剤によっても染み具合が変わってきますし、体調でも変わります。保護スプレーすると平気なお客様もたくさんいます。根元からギリギリ塗布する方もいます。

カラーは色んなメーカーさんがあり、1つのメーカーの中でもたくさん種類があります。美容室によって扱っている商材は異なります。なので相性もあり、Aサロンのカラーは染みるけど、Bサロンのカラーは染みないといったこともあります。オーガニックしか扱っていないサロンさんもあります。もしアレルギー反応がある人でカラーがしたいという人はオーガニックサロンに行くのもおすすめです。

もし頭皮のことで悩んでいるのであれば気軽に相談してほしいです。【こんぐらい我慢すればいい】と思わないでください。悩まないでください。

なにか心配なことがあればずくに言ってくださいね。

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