みなさんはシャンプーの後はなにをつけていますか?リンスやコンディショナーなどたんくさんあってなにをつけていいか悩みますよね。
そしてトリートメントってやっていますか?『なぜトリートメントを美容師さんはオススメするのか』少しお話しようかと思います。最後まで読んでくださいね。
トリートメントってなに?
トリートメントって何だろうって思ったことないですか?
リンスとかコンディショナーとかと同じじゃないの?
と思う人たくさんいると思いますし、サロンワークでも『トリートメントとの違いってなんですか』と聞かれることあります。意外と知らない人いるんですね。なので少し解説していきます。
リンスやコンディショナー
まずリンスとコンディショナーの役割は同じです。髪の毛の指通りをよくするためのもの。保護して滑らかなすることでキューティクルのパサつきを抑えてくれます。
今売られているもので、トリートメント成分が入っているコンディショナーもあります。
トリートメント
トリートメントは内部まで浸透し、リンスやコンディショナーより保湿成分が入っていてしっとり柔らかになります。ダメージの補修もしてくれます。
お風呂で使うインバストリートメント、乾かすときに使うアウトバストリートメントがあり、用途に合わせて使い分けて使います。
美容室のトリートメントと市販で売っているトリートメントの違いは?
美容室でやるトリートメントは市販のトリートメントより内部まで浸透します。美容室によってトリートメントの種類は異なります。
つけるだけのトリートメントは1種類から5種類など。ダメージ具合や施術するメニューにもよっても異なります。数種類つけるものは、髪の内部に栄養を入れて閉じ込めるといったそれぞれ役割があって付けます。
さらにトリートメントをより浸透させるのに機械を使って施術するものもあります。
超音波トリートメントは専用のアイロンを使って髪の内部まで浸透させます。
スチームトリートメントはナノレベルまで細かくしたスチームを当てることで、キューティクルが開き、たくさんの水分を髪の内部まで浸透させます。
美容室によって扱っているものも違いますし、価格もさまざまです。
髪の構造は海苔巻き
よく美容室でも聞くかもしれませんが、髪の毛の構造を例えるのであれば海苔巻きなんです。海苔きを想像してください。
そこでトリートメントが必要となってくるわけです。上記でも説明したようにトリートメントは施術内容やダメージ具合で変わります。
市販のトリートメントは具の部分まで浸透しないことが多いです。入ったとしてもすぐ抜けてしまいます。リンスやコンディショナーは海苔の部分に作用します。
美容室のトリートメントってどれくらいもつ?
美容室で行うトリートメントは2週間前後と言われています。ダメージ具合では1週間で効果が薄れてしまうこともあります。
市販のトリートメントは1日~2日ほどと言われているので、美容室のトリートメントは持続すると納得できるかなと思います。
美容師さんの付け方によってもトリートメントの効果は変わってきます。ただつければ良いわけではないんですね。
美容室のトリートメントの長持ちする方法
せっかくお金出してやった美容室のトリートメントをより長持ちさせたいですよね。それは毎日のケアが大切になってきます。
洗浄力が高いシャンプーを使うとその日にトリートメント成分が流れてしまって効果が得られない場合があります。
- 頭皮、髪の毛に優しいシャンプーを使う
- 3日に1回、1週間に1回ホームケアのトリートメント
- アウトバストリートメントをつける
これは試してほしいところです。これをするだけで、トリートメントの効果は長持ちしますし、髪の状態も変わって来ます。
まとめ
リンスやコンディショナーは海苔巻きの海苔の部分に作用します。キューティクルを整えて指通りを良くします。
トリートメントはご飯や具の部分に作用して、スカスカになっているところを補正してダメージの進行を抑えます。
髪の毛は死んだ細胞になるので、トリートメントしたからといってダメージした髪の毛が元通りにはなりませんがパサつきや広がり、艶など改善するにはトリートメントが必要になるんです。
髪の毛の改善をしたいのであればトリートメントすることをおすすめします。